自己PR作成&動画講座を開催しました!

2019-02-23

最近のアナウンサー試験は、ESと共に第一関門で自己PR動画で審査をするところが本当に増えました。番組オーディションでも、動画を付けるケースも出てきました。
特にアナウンサー試験では、ESと自己PR動画で、10分の1程度まで絞り込まれますから、とても大事な要素になってきています。

そこで、基礎コースに通われている生徒さん達から「動画講座を開催して下さい!」との要望が寄せられ、急遽、開催することにしました!
本当に、熱意のある生徒さん達です!
まずは、基礎コースに通われている生徒さん(いわゆる内部生ですね)にお声がけすると、希望者が多くて、急遽、もう1コマ増設し、2日間開催することに!
そんなわけで、一般募集まで至らず、でした。また企画しますので、お楽しみにお持ち下さい!

自己PRって何を書けばいいの???

さあ、いよいよ授業開始です!
食リポ講座でも、熱く面白くレベルの高い指導で生徒さんを虜にした、特別招聘講師、原元先生からの講義でスタート!

そう!動画撮影の前に、まずは自己PRを完成させなければならないのです。
でも、皆さん、「何書けばいいんだろう???」頭の中が???過ぎて、どこから手を付ければいいのやら・・・という状態。ま、普通そうですよね。

そこで、原元先生からの講義は3STEP。
①面接って、そもそも、何?面接の正体を認識しよう!
②選ばれる自己PRとは?実際に書いてみよう!
③さあ、動画撮影!何に気を付ける?

これは、「動画講座」と銘打っていますが、実は、肝になるのが、自己PR作成です。
そして、皆さん、自己PR作成に、本当に苦労していました。
通常、数ヶ月~半年くらいかけて自己PRを完成させていく方が多いのですが、
この講座では、その場で、原元先生とわたくし青山が、皆さんにヒアリング
しながら、ネタやエピソードの選定、構成やより伝わる言葉探し、などなど、皆さんの間を行ったり来たりしながら、一人ずつ指導していきます。

もう、皆さん、頭フル回転で湯気が出そうになっていました。伝えたいことやキーワードを出せるだけ出しきったら、教わった構成に沿って文章化し、不要な部分をそぎ落とし、添削して、また書き換えて、と何度も繰り返します。
完成までのその過程で、「あー、面接官はここを知りたいっていうことか!」「自分のこのエピソードを皆が聞きたいと思ってくれるなんて意外!」など興奮気味に声が上がります。
段々納得のいく自己PRに仕上がっていく実感を得られたようです。

さあ、いよいよ動画撮影!その前に・・・

自己PRが完成する頃になると、皆さん、頭を使いすぎて、頭から湯気が見えそうでした。
教室内も熱気でガラスが曇るほどです(笑)!!

そんなわけで、いざ動画撮影!となる前に、皆さん、糖分補給!
お茶とお菓子でほっと一息ついて、英気を養いました。

動画撮影のポイントって何???

皆さん、英気を養ったところで、いよいよ動画撮影です!
これがまた、難しいのです!!!
「納得のいく自己PRが完成した」イコール「納得のいく話し方、伝え方ができた」ではないのです。
カメラの前で、納得のいく話し方で自己PRをするって、本当に難しいです。
考えた文章を暗記してカメラの前で言ってみるだけでは全然ダメだと、皆さん早々に気付いたようです。
しかも、話し方のみならず、姿勢、表情、身振り手振りなど、気を付けるポイントはたくさんあります。

動画撮影は初めて、という生徒さんもいらしたのですが、誰も恥ずかしがらず、撮った動画を再生する度に、自分なりの改善点を見つけ、何度も取り直し、挑戦していました。
そして、繰り返す度に、どんどん良くなっていくのです。
授業が終わる頃には、皆さん、顔つきが変わり、キリッとしていました。
この半日で、真剣に今までの自分と向き合って人生の棚卸しをしたことで、大きく成長したんだなと、見ているこちらがうれしくなりました。

そして、早速、結果がでました!

半日かけて、苦労して動画を撮影した日の夜。
生徒の一人が「この情熱を忘れないうちに!」と家で納得いくまで動画の撮り直しをしたそうです。

そして、その動画を局に提出した生徒さんから、「先生!早速、動画審査通りました!面接に行ってきます!」との報告が。

この講座を開催して本当に良かったです。
アナウンサー試験の合否は「ちょっとしたコツを知っているか知らないか」で大きく違ってきます。
そして、そのコツを知っていると、日常生活の中から次々ネタやエピソードを発見できるようになります。
それって、アナウンサーなら誰しもやっている「日常生活の送り方」なのです。
あなたも、アナウンサーを目指すなら、そのコツを教わって、すでにアナウンサーになったつもりで日常生活を送ってみましょう。

セント・フォース カレッジでは、そんな「コツ」を惜しみなく伝授しています。